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zoom RSS 感謝の気持ちを頑張る姿でお見せできれば

<<   作成日時 : 2014/06/06 21:40   >>

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皆様、ご無沙汰しています。

皆様への感謝の気持ちをお伝えしたくて、久しぶりにブログを更新します。

昨年の今日、6月6日

仕事中の私に、トシキから電話が入りました。

「○○先生に代わる。」

「タカトシが倒れました。今、救急車で病院に運んでいます。すぐに帰ってきてください。」


タカトシは、打撃練習中に胸にボールが当たり、そのまま心肺停を起こし、意識もなく救急病院に運ばれました。

「心臓震盪」

心臓振盪とは、まだ骨格が発達していない18歳未満の子供に多く発生している事故で、心臓の真上に衝撃が加わったことで、肋骨が振動し、心臓の動きがこれに共鳴して不整脈を起こすことで、心臓が停止してしまう事故です。
心臓の動きのある1点と、この衝撃が一致したとき、まれにこのようなことが起こるということですので、けして、高い確率で起こるものではありません。

私が病院に着いたときは、高度救命センターに搬送する準備が進められているところで、救急車で運ばれて来たときは瞳孔が開いている状態にあったと聞きました。

学校や野球部の関係者の皆様に大勢お集まりいただいていましたが、私は何を話したらよいか分からず、現場に居たトシキに事情を聴くにとどまりました。

高度救命センターでは、医師から
「積極的治療を望みますか。」
と話があり、一瞬、目の前が真っ暗になりました。しかし、医師の話を冷静に受け止めると、どのような障害が残るかはわからないものの、命が助かる可能性は高いとも受け取れました。

そこで、可能性がある限り積極的治療をお願いしました。

低体温治療、筋弛緩剤・麻酔の投与(脳に刺激を与えないためです。)による治療が続き、何をしてやることもできない私は、まだ意識のないタカトシに毎日会いに行き、こいつが目を覚ましてくれることを祈ることしかできませんでした。

私たちだけでなく、事故当日の夜遅くに病院に駆けつけていただいた代表をはじめ、毎日お参りしていただいていた現副代表、友人や少年野球で知り合った多くの方々にご心配をお掛けし、そして励ましの言葉をいただきました。

今、思い出しても、本当にありがたいことでしたし、心強ものでした。どんなに感謝しても感謝しつくせないほどでした。


事故から約一週間後、皆様のおかげで、タカトシは目を覚ましました。
医師からは奇跡的と言われましたが、何の障害も残らずに戻ってきてくれました。

これは、初期の対応のおかげです。

タカトシが倒れてすぐ、他の部員が近くの先生に連絡し、その先生は、すぐにAEDを持ってくるように指示すると同時に、心臓マッサージを施していただいています。

脳は、酸素が届かなくなるとみるみるダメージを受けますが、心臓マッサージをすることで、脳に血液が送られ続けました。AEDが到着し、蘇生されるまでに約5分くらいは心臓が止まっていたそうですが、この心臓マッサージにより、脳に酸素が届かなかったのは、もっとわずかな時間で済んだことになります。

この対応により、タカトシは命を救っていただきました。


画像



タカトシは、元気に野球を続けています。
こいつが元気に野球を続けることが、助けていただいた皆様、ご心配をお掛けした皆様へのせめてもの恩返しになると思います。

残り少ない高校野球ですが、精一杯頑張る姿を皆様に見せてほしいと思っています。



もうひとつ忘れてはならないのが、タカトシと一緒に苦しんだ部員や関係者の皆様が多数いることです。
野球部のキャプテンやマネジャーをはじめ多くの方が、食事ものどを通らない日々が続いたとも聞いていますし、精神的にショックを受けた選手たちが多数居ました。
よく立ち直っていただいたと感謝しています。


親として驚いたこともありました。

現場に居た双子の弟トシキです。

画像


誰よりもショックを受けたと思いますが、次の日も学校に行き、ショックで保健室に行った選手たちのケアをしていたそうです。

家庭でも、私たちにはつらい顔一つ見せず、気丈に振るまってくれていました。

事故の翌々日、こいつには現状を見せておいた方が良いと思い病院に連れて行き、いろんな機器に繋がれ意識がないタカトシの姿を見せました。

しかし、トシキは「タカトシは大丈夫。『よっ!』って戻ってくるよ。」と、私にも言ってくれました。
今思えば、トシキは励ましのためではなく、無事に戻ってくると心底信じていたのだと思います。

こいつの気丈さ、頑張りも親としての発見でした。二人で夏の大会を思う存分楽しんでほしいと願っています。



最後に、野球は特別危険なスポーツではないということをお伝えしたいと思います。

心臓振盪は、野球に限らず、サッカー、バスケット、バレーボール、空手、子供の喧嘩(小突きあい)でも起こりうることで、野球だけがリスクが高いものではありません。

周りにいる私たち大人が、AEDの使用方法や心臓マッサージの技術を習得し、万が一のとき、冷静に対応できる体制を作ることが大切だと思います。


こいつらは、これからも野球を楽しんでくれると思います。
私も皆様と一緒にNavycapsを応援し続けていきます。


事故から1年後にこうして息子たちの元気な姿を、ご報告することができました。
あらためて、皆様へ感謝いたします。
Navycapsパパさんママさん写真部(ksnavycaps2@yahoo.co.jp)

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コメント(2件)

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久しぶりに来てみたら更新されていてビックリ。どんなネタでもいいですから、たまにはエントリーでもお願いします。

あれからもう一年ですか。

私は、もっと遠くの出来事だったような気がします。この件があって、一つの命を救うために指導者として
何をしなければならないのかを思い知らされました。タカトシの場合、それを認識した方が近くにいらっしゃった幸運。私たちもそうなければならないと肝に銘じました。

その後のあいつら・・・・何事もなく野球が出来てますね。勉強の成績もそれ以前より良くなったなんて聞くと「コノヤロー」って思いますが、そんな冗談も言えることがありがたいですね。

そろそろカープレッドに染まったころですか?

お体に気を付けてお過ごしください。
代表
2014/06/26 08:51
代表様

ご無沙汰しています。
息子たちは、たぶん最後の夏になるであろう野球にエンジンがかかったようで、成績は下がりっぱなしです。しかし、今しかできないことを一生懸命にやれていることを嬉しく思います。

試合日程が、休日と重なれば、息子たちだけでなく、Navycaps・NavycapsOBの応援にも行きたいと思っていますので、その時は、また、エントリーします。

帰省の際には寄らせていただきますので、よろしくお願いします。
Navycaps応援隊
2014/06/28 17:32

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